ジャニーズ嫌いがeighterになるまで
ジャニオタもすなるはてブといふものを、私もしてみむとてするなり。
渋谷すばるの退所にあたり、私の人生を変えてくれたグループを好きになった理由をしたためたいと思います。
無駄に長い文ですが、万が一読んでくださっている方が居ればお付き合い下さい。
はじめに
!元々ジャニーズとロックバンドが嫌いだった人が書くことなのでボロクソ言ってますが、過去の私の見解であり貶す目的ではないのでご了承下さい!
厨二病
タイトル通り私は元々ジャニーズ嫌いでした。
ロックバンドも嫌いでした。
歌も踊りも演技も中途半端な癖にジャニーズというだけで色んな番組やドラマに出演し、チヤホヤされる。たいしてイケメンでもないのにカメラに向かって寒いキメ顔をし、それを見た頭の軽いファンがキャーキャーうるさい声を上げる。
歌詞も綺麗事ばかりで、まだ年端もいかない小娘のくせに人生それだけで生きていければ苦労しないわ…なんて思ったり。
ひねくれた性格の私にはジャニーズはそんな風に映っていました。
中でもエイトの印象は最悪で…笑 いつかの紅白の時ズッコケを歌いながら床に寝そべるのを観て、汚いななんだこのオッサン達…しかもなんだこの坊主の髭…というのが第一印象でした。ほんとうにごめんなさい。
ジャニーズは大衆文化のイメージで、それにはまらず叩いて我を貫く自分かっこいい、という典型的な厨二病でした。
また、クラスのキラキラした女の子が好きになるもので、自分のような陰キャが好きになってはいけない、好きになっては笑われるという卑屈な意識もどこかあったかもしれません。
だいたいこういうタイプはロックに走る…のが定説ですが私は何故かロックも嫌いでした。
軽音部に居たのに何故?一体何を聴いていたというのか。
皆今時口にしない寒い説教やら主張やらをわざわざなぜ言うのか?なんでそんな偉そうに説教をしてくるのか?
頭を振っていればかっこいいんだろ?自分に酔ってるんだろ?
そんなこんなでひねくれすぎた私はダブルバインド厨二病のまま成長しました。
アイドルらしくないという武器
最初はマツコの出てる番組にハズレが無いということで「マツコの知らない世界」と「月曜から夜ふかし」を観始めました。
そのうち夜ふかしの村上信五に注目し始め、「どうやら関ジャニが面白いらしい」となり「関ジャニクロニクル」を観始めました。
ジャニーズ嫌いなのに何故?となりそうですが…理由は完全にジャニーズとして扱っていなかったからです。ごめんなさい。
面白い人達が繰り広げるバラエティという枠で存在していたため、第一印象もすっぽ抜けたまま、好き嫌いの外から浸入し定着していました。
面白いからもっと観たいという気持ちから、様々な媒体のエイト達を追いかけはじめ、いつのまにか会員になり参戦し今の通りです。
(やたらと長く書いている癖にきっかけは本当に単純…。)
嫌いの裏返し
エイトのアイドルらしくない・ジャニーズなのにこんなことをしちゃう…といういわばアンチ王道のようなスタンスが実は、大衆が好きなものを好きになりたくなかった私の性に合っていたのだと思います。
ロックも同じく。
世の中への不平不満を歌う様が実はどこか自分と重なっていて、直視するのが恥ずかしかったのだと思います。
向きが違うだけだった矢印が一度ひっくり返れば同じベクトル持った僕ら無敵です。
エイトが教えてくれたこと
eighterになってやっとわかったことは…ジャニーズとそのファンを頭が軽いと馬鹿にしていた私のほうがよっぽど頭が軽くて馬鹿でした。今考えれば当たり前だけれど。
大勢の応募から選ばれて、努力して努力して、歌も踊りも演技も全て身に付け、大勢のJr達の中を勝ち抜きいた人だけがデビューし、芸能界で生き残ったグループだけがテレビに出られているのです。
そんな努力の頂点の人達がなんでも出来るジャニーズ神話を守る為、それらを馬鹿にされてもナメられても、水面下で足掻いたおくびも見せずカメラの前で微笑んでいるのです。
カメラに向かってキメ顔をするのも、それが仕事だからです。そしてそのキメ顔もファンに向けてであり、ファンが居るのも真面目に活動してきた証。
ファン達もジャニオタという種族に生まれた生き物でなく、一人一人別の人間が何かしらのきっかけで好きになった人達の集まり。
そんな当たり前のこともわからずにレッテルを貼り、誰かの好きなものを勝手に馬鹿にすることは自分が一番やられて嫌なことなはずなのに、知らずのうちに自分がやっていました。
そんなこんなで
長々と綴りましたがそんなこんなでeighterとなり視点が増えて今までより多角的に物がみられるよなったのではないかと思います。尻切れとんぼ。
書き出してスッキリさせたかっただけです。
GR8EST北海道初日に向けとっとと寝たいと思います。まあタイマー投稿なんですけれど。
7人に愛を込めて。